生きてるだけでまるもうけ
語り口がとても平易で分かり易い。
景気変動する明治期社会において、小さな政府のもとで貧困階層や都市下層社会がどのような規制と倫理(あるいは「通俗道徳」)に絡み取られて生きていたか、を描いている(なので、当然、例えば明治期における近代洋楽受容の問題とか文学の話とかは、ない)。
話題の選別も含めて、とても良いジュニア新書。僕もこのように語りたい。
生きづらい明治社会――不安と競争の時代 (岩波ジュニア新書) | 松沢 裕作 |本 | 通販 | Amazon
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