I've learned that Art is very expensive and that an increasing number of (visual?) artists are using sound in Kansai area.
大阪は深江橋まで初めて行った。
アートは高いこととと、関西で、音を使うアーティストが増えつつあるらしい、ということを学んだ。
藤本由紀夫さんの作品は、normalbrainの数百曲をランダム再生する、というもの。一曲一曲、たいそうな展開もないし、聞いているとかなり面白いのだけど、全曲入ったUSBが59800円だそうです。
今村源さんの≪ヒビクわたし≫がステキでした。発泡スチロールみたいなものでできた人体が逆さになって時計回りし、その身体に取り付けられた針金が床を擦り、その振動が発泡スチロールの身体を共鳴させるもの。「音を知覚するまでに至るプロセス=どこからどんな風に音が発せられているかに気付いて再確認するプロセス」に発見の面白さがあるし、音が発生するメカニズムが分かった後も、微かな音に耳をそばだてるのは面白い。
名和晃平さんの作品は、顔のところに取り付けられたスピーカーから聞こえるかどうかの微妙な音量で、外国語の会話が再生される、という作品。自宅に置くならこういうのが良いのかな?
中原晃平さんの作品は、石とかダンボールとか画用紙にデタラメな平仮名を書き付けた作品。ある種の「原始のことば」みたいなものの表現を狙ったのかもしれないけど、自宅に置けるものじゃないなあ。
ギャラリーノマルは25周年だそうです。
オーナーはスピーカー作ったり版画工房したりもしてるそうです。
男前でした。
参考までに、と思って、今村さんの作品の値段を聞いたのだけど、まあ、アニキが一昨日買ったばかりのレクサスよりは安い値段だったけど、でも、どんなひとが買うのだろう?と思った。
買うひとはけっこういるんだろうけど、僕は今まで、アートを買う人に会ったことがないなあ。
僕には手が出ないし。
アートってなんで高いんだろう。
Why can Art be so expensive?
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