2015-02-14

We Buy White Albums@トーキョーワンダーサイト本郷

トーキョーワンダーサイト | 東京から新しい芸術文化を創造・発信するアートセンター:
We Buy White Albums:
Rutherford Chang:
↑
二年前の記事
http://www.dustandgrooves.com/rutherford-chang-we-buy-white-albums/

Side 1 x 100 - SoundCloud
https://soundcloud.com/rc428/side-1-x-100

We Buy White Albums@トーキョーワンダーサイト本郷
見に来た。
ホワイトアルバムしかない。
僕はレコード使わないので知らなかったのだけど、ホワイトアルバムのジャケットはこんなのらしい。エンボス加工で、みんな落書きしたくなるようだ。
やっぱ、既製品の複製品を個々の消費者が使った後のものを大量に集めると、迫力ある。
コンセプトはかなり単純だけど、実際にそれが行われるのを見ると迫力がある。
あと、やはり何と言っても、この作品は「100枚のホワイトアルバムを重ねた音」が素晴らしく気持ち良い。
ギャラリーでずっと流されていて、そのレコードは3000円らしいけど、作家がいないと売ってくれないらしい。
残念!
渋谷だとばかり思ってたけど、違った。
ここ、日曜日は人通りのない場所なのかなあ。
  • 上野 友希さんが「いいね!」と言っています。

横浜野毛シャーレで、「冨士山アネット」『Attack On Dance』を見た。

◯寝る前に気づいたこと(25:00)
「冨士山アネット」だった! 漢字が難しい!
↓

横浜野毛シャーレで富士山アネット『Attack On Dance』。驚いた。傑作だった。
「ダンス」をメタテーマとしてとりあげつつ、身体を現前させる極めて真っ当なダンス、かつ、演劇!
 — 場所: 横浜にぎわい座

横浜野毛シャーレで富士山アネット『Attack On Dance』。驚いた。傑作だった。
「ダンス」をメタテーマとしてとりあげつつ、身体を現前させる極めて真っ当なダンス、かつ、演劇!


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以下、メモ
http://fannette.net/index.html
ダンス的演劇、というのを名乗っているようだ。

進行は以下の通り(たぶん)

1.
九人のダンサーに個人的来歴を語らせる。
:赤いセーターのコンテンポラリーダンス、バレエ、地下アイドル経験のあるコンテンポラリーダンス、ハッピーなダンス、いきものがかりPV出演経験のあるコンテンポラリーダンス、バリ舞踊、ジャグラー、舞踏の白塗り、舞踊一家出身
(女性7、男性2だった。なんでだ?)

2.
最初の演劇的瞬間
:九人の一人語りがやっと終わったあと、ラベルのボレロが流れて、九人全員がそれぞれのジャンルのダンスの定型的な(?)動きをしながら前に出てくる瞬間

3.
その後、
ダンスに関するさまざまな質問、統計
アンケートの実演
がなされる。
:プロジェクターで1から10の数値が後ろに映し出され、質問毎に、ダンサーが移動する。
:あるいは、最初に九人が数字を言う。次に、それが何の数字か明かされる(後ろに文章がプロジェクターで映写される)。ダンスレッスンの値段とか師匠の人数とか毎週何回ダンススタジオでレッスンするかとか今まで最高額のチケットノルマとか何才でダンスし始めたかとか。本番前のメイクの時間で6分と答えた「舞踏」の白塗りの人がちょっとした笑いを誘ったり。

4.
YesNoになったりもする。あなたはダンスで食べているか?あなたはダンスで生きているか? など。

時々「有名なダンスの曲」が数秒流され、その度に九人のダンサーはそれぞれのジャンルのダンスの定型的な動きをする、というのがアクセントになっていた。

5.
この流れで、ダンスの必修科目化とかダンス規制法に言及される。この作品の文脈とも言えるし、「ダンスの定義」という話題に移行するための手段とも言える。
:2012年からダンスが必修科目となった、そこではこれこれこのように「ダンス」が定義されている、とか、そういうことが言及される。その文面が後ろに映し出され、その通りに、九人がそれぞれの流儀で体を動かす。
:また、ダンス規制法で論点になったのは、「ダンスの定義」だったらしい。
:「ダンスの定義」には、ダンスとは体を動かすものです、みたいな定義と、ダンスとは首と腕を揺らすものです、みたいな定義があるらしい。
↓
で、その定義が、ステージ中央で腕を組んで扇をやってる出演者の体に映し出された瞬間(後ろの壁までプロジェクターの文字は届かず、ダンサーの身体に遮られたわけだ)が、とっても演劇的だった。
(TPAMへの言及は、最初に、「この劇団の主催者(?)」が言及したかな? しなかったかな?)

6.
最後に、ある一曲を題材に九人にダンスを創作させて、九人同時に踊らせて、お終い。
ちょっとした不満はちょっとしたものすぎるのでコメントタグで括っておこう。



2015-02-08

池内 恵『イスラーム国の衝撃』(文藝新書、2015年)

やっと読み終えた、
質量共に充実している新書だった。
とにかく勉強になった。
世の中にはいっぱい知らないことがある。
全然読み飛ばせん。
イスラーム国の衝撃 (文春新書)
池内 恵
4166610139

2015-02-06

メディア芸術祭でスイスのユニットCod.Actの「Nyloid」(Iにトレマ)

この実演をみたいがためだけに国立新美術館までメディア芸術祭を見に来たのだが、面白かった。
棒高跳びの棒みたいのが三本で、アナラポスの缶みたいなの(特大の缶詰めの空き缶みたいなもの)を支えていて、この棒それぞれが、写真のようにセッテイングされている状態で左右に回転する。
すると、この棒と空き缶が直径10mほどの空間を縦横無尽に動き回る、という仕掛けになってる。かなりダイナミックに動く。これがロデオなら、乗ってら人は間違いなく数m先に吹っ飛ばされる。

どうみても「何かの役に立つ」代物ではないので、「技術には人間が入り込めない自律的領域があり、そこでは"技術"は人間の利害関心と無関係に動いている」という印象をもったり、「そんな風に、技術の自律的領域という虚構を演出している」という感想をもったりした。
要するに、「人間とは無縁に動く機械(×ロボット)」みたいに見えた。

なにやら音にも仕掛けがあったようだけと、棒が軋む音と、缶が地面に叩きつけられる音が、かなり良かった…。

参考
このニュースを読んで、急遽、やって来た。
http://a.excite.co.jp/News/review/20150205/E1423072026732.html

Asian Meeting Festival 2015@アサヒ・アートスクエア

以下、Asian Meeting Festival 2015@アサヒ・アートスクエアの未整理メモ。
面白かった。声とアコギとバイオリンが面白かった。
今後何回も開催されて欲しい。
アジアのミュージシャンが「ニューヨークのインプロヴァイザーなんか目じゃないくらい面白いよなあ」と思う僕の価値観は、なんなんだろう。
セルフオリエンタリズムとでも言おうか。
そういうこと考えずとも、スリリングに面白い、って感想だけで良いのだろうけど。

REAL KYOTOへの橋本梓さんのレビュー:あらゆる音楽の可能性に耳をひらいて
Redbull Music Academyのウェブサイトへの宮越裕生さんのレビュー:Asian Meeting Festival 2015

dj sniff=タクローくんと一緒に写真撮影したのだけど、タクローくんは写真に撮られる時は「悪い顔」をするようだ。
浅草なので亀十のどら焼きを持っていった。
宋さんがいた。京都のPAは宋さんがするらしい。宋さんはユビキタスだな!

evernoteのメモ件名は「2015-02-06_0211-Asian Meeting Festival 2015」。

2015-02-02

DVDで『アクト・オブ・キリング』

ISILのNHK特集を見てると陰鬱になってきたので現実逃避としてDVDを見たのだが、負けず劣らず、人間の野蛮さとか過去の正当化とか大義名分とか、そんなことを真剣に扱った映画だった。
初めから終わるまで二時間くらいはなんだか分からなかったのだけど、最後の「アンワル・コンゴの変化」を見る映画だった。
感想はヒトコトなのだけど、それだけでネタバレなので、コメントタグでくくっておく。


なんつうか、『戦場でワルツを』(2008)とか『監督失格』(2011)などを思い出した。

アクト・オブ・キリング オリジナル全長版 2枚組(本編1枚+特典ディスク) 日本語字幕付き [DVD]
B00O26TQP8

2015-01-31

2015-01-25

1月25日に下北沢THREEで、三沢洋紀と岡林ロックンロール・センターでライブします。

KIRIHITOと三沢&岡林RRCとの共同企画です。
なんだかメンツが豪華です。
みなさま、よろしくお願いします。

三沢RRCは久しぶりに全員でライブします。
僕がライブに参加するのは9月の埼玉以来です。
この数カ月の間にマルコスさんがドラムセットをフルで叩くようになったようなので、次回の僕の役目は、新聞紙セットじゃなくて、「壁とか床とか何かを叩く人」になりました。
どうなるかなあ。

あと、このイベント名の「GOUT」ってなんだ?と思って、辞書をひいてみたら「1.痛風 2.[血の大きな]しみ、凝固」という意味でした。
他に何か意味があるのかな?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー¥
OK production presents -「ESCAPE FROM GOUT!!」
【LIVE】
KIRIHITO
三沢洋紀と岡林ロックンロール・センター
Jajouka
射守矢雄と平松学

【DJ】COMPUMA
open18:00 start19:00
前2000yen 当2500yen

竹久 圏 - 2015年1発目はKIRIHITOと三沢&岡林ロックンロール・センターとの共同企画!豪華ゲスト陣に注目です!宜しくお願い...:


2015-01-19

メモ:大江健三郎『キルプの軍団』

久しぶりに「純文学」を読んだ。「こんな高校生がいるわけない」なんて無粋なこと言ったって仕方ない。ただ面白かった。

ディケンズ(とドストエフスキー)を読むことから生まれた小説で、物語には生き方を考えさせる強さがあることを実証する小説だった。だから、大江健三郎の小説のなかではマイナーなのかもしれないし、最初に読む一冊ではないのだろう。「許し」がどうこう、というのは、僕にはよく分からない。

読んでるうちに、自分がこの本を読みたがっていた理由を思い出した。高橋源一郎が『文学がこんなにわかっていいかしら』所収の文章のなかで、『キルプの軍団』の文章をとりあげて大江健三郎のサービス精神の素晴らしさについて語っていたのだ。高校生の頃、高橋源一郎をよく読んでいて、それで色んな日本文学を知ったのだった(必ずしも読んだわけではなかったが)(松苗あけみも高橋源一郎経由で知ったのかもしれない)(なんでアマゾンの書影に出てこないんだ?)。だから僕は、この『キルプの軍団』をそのうち読んでみよう、と思っていたのだった。高橋源一郎の文章の内容は、要するに、「細部にまで綿密に神経の行き届いているものは、世の中にはムダなものなぞ何一つない、という感覚を与えてくれる、この『キルプの軍団』のように」という内容だったと思う(ここに少しのってる)。

うちの父親は大江健三郎の新刊が出るたびに単行本で買ってすぐに読むという高校教師だったなあ。とりあえず、僕もちょくちょく読んでいくことにしよう。

キルプの軍団
大江 健三郎
4000004158

文学がこんなにわかっていいかしら (福武文庫)
高橋 源一郎
4828832416

コギト工房 大江健三郎まずはこの作品から:『キルプの軍団』へのコメントは、ほとんどない。

2015-01-17

Douglas Kahn, Earth Sound Earth Signal, 2013の書評を『美学』に掲載しました。

書誌情報は以下のような感じ。

中川克志. 2014 「書評: ダグラス・カーン『地球の音、地球の信号 芸術におけるエネルギーと地球的広がり』」 美学会(編)『美学』65.2(2014年冬号):134-137。

「書評」というより内容の「要約」をしました。
ダグラス・カーンを日本で宣伝する活動の一環です。
ここには負けるけど。
Earth Sound Earth Signal | evsc:

本文は『美学』をご参照ください。一年後にはCiNiiに掲載されるはずです。そしたら自分のウェブサイトにも掲載しておきます。


メモ:Gemano Celant(ジェルマーノ・チェラント)について

1973年にイギリスのRoyal College of Art Galleryで開催された「The Record as Artwork from Futurism to Conceptual Art」という展覧会は、Gemano Celant(ジェルマーノ・チェラント)のコレクション展で、初めて「レコードのジャケット」をアートとして扱った展覧会である。要するに、(ヴぃじゅある)あーとな感じのレコード・ジャケットとか、(ヴぃじゅある)・アーティストの作品を使ったレコード・ジャケットとか、(ヴぃじゅある)あーてぃすとが作ったレコード・ジャケットを展示したものである。
 便利なもので、ここで展示されたレコード・ジャケットをDiscogでどなたかがまとめてくれている。また、Gemano Celantが1981年のNeuberger Museumにおける「SOUNDINGS」という展覧会に寄せた「Artsound」という文章はubuwebで公開されており(この文章自体は、ヴぃじゅあるあーとにおける”音に対する関心”の系譜を断片的に記述、みたいな文章だった)、なので、「サウンド・アート」を扱った先駆的な展覧会である「SOUNDINGS」(1981)にとっての先駆的存在なのだから、「The Record as Artwork from Futurism to Conceptual Art」は「サウンド・アート」を扱ったもっと先駆的な展覧会、ともいえる。つまり、乱暴にまとめると、この展覧会は

・70年代に視覚芸術(現代美術)が「音楽」というテーマに関心を持ち始めた事例のひとつ
・「サウンド・アート」の展覧会の先駆的事例
・Internet Archiveにあるはずなのに、ファイル本体が欠損している事例(残念である)

と位置づけることができる。


 で、不勉強だったのでさっき初めて知ったのだけど、Gemano Celant(ジェルマーノ・チェラント)という人物は、「アルテ・ポーヴェラ(Arte Povera)」という言葉を命名した人物だった。
 へー! 「サウンド・アート(がヴぃじゅある・あーとの世界で便利に取りあげられ始める徴候)」の起源とかきっかけとかのひとつ、といえるかもなあ。

2015-01-01

あけましておめでとうございます

昨年は下の画像のような感じでした。
今年も良い年になると思います。
本年もよろしくお願いします。

3月に『音響メディア史』(共著)が出ます。
その後スターン『聞こえくる過去』(共訳)が出ます。
サウンド・アート研究も何かの形にします。

あと、ドラムセットを叩くバンドがしたい!


2014-12-28

八木良太展「サイエンス/フィクション」


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中川 克志
さんが写真2枚を追加しました。
今日は、ICCで、畠中さんに会いに来たヤンヤンとアンソニーとあきおさんとひろみさんに会って(会場で八木良太さんに会った)、その後、みんなで神奈川県民ホールで開催中の八木良太展「サイエンス / フィクション」を見に行って(会場で八木良太さんに会った)、その後、この展覧会は今日で年内最後だから打ち上げがあったので、それに参加して(もちろん打ち上げ会場には八木良太さんがいた)、 今、東京に戻る四人と別れて帰宅中。
(八木良太さんのおっかけみたいだけど、あんましお話はしてないのだけど、作品、面白かった。なんつうか、知覚のオートマティズムをずらすのに長けている、という感想を持った。)
(とりあえず、僕の興味関心を改めて紹介することはできたに違いない。英語論文書かないとなあ。)
なので、今日の20時からするはずだった音響メディア史本のミーティングを完ぺきにすっ飛ばしてしまった!!! 非常に申し訳ない。 この本が完成した暁には、「いやあ、僕がビシバシ、ミーティングの調整とかしたんですよ!」と声高に自慢してやろうと思っていたのだが、いやあ、きれいにすっぽかしてしまった。



「音」を使う現代美術家・八木良太の音楽的ルーツを探る旅 - インタビュー : CINRA.NET

2014-12-22

CD:The Langley Schools Music Project『Innocence & Despair』

良い録音物だった。
僕は初めて知ったけど、The Shaggsくらいには有名な録音物なのかもしれない。

1976-77年にカナダで、小学生への音楽教育の一環として、有名なポピュラー音楽の歌曲を歌わせて録音したものらしい。当時もLPでリリースされたし、2000年に再発見された後、少しヒットしたらしい。Wikipedia(The Langley Schools Music Project - Wikipedia, the free encyclopedia)によれば「outsider musicの成功例」らしい。
ってことはつまり、Young@HeartとかThe Shaggsとかみたいもののようだ。
映画『スクール・オブ・ロック』の元ネタらしい。
これが「無垢」で「非商業的」だから素晴らしい、とかは、もちろん思わないけど、でも、こういうのは時々聴くと気持ち良い。
(こういうのは「ヴァナキュラー録音」とか呼んだほうが面白かろうと思うが、そうすると売れないだろうし、流通しにくいんだろうな、と思った。実際のところ、僕がこれを買ったのも、これが「NYのイカしたCD屋さんとされているらしいところのother music」で売られていたから、だし。)

Innocence & Despair
Langley Schools Music Project
B00005Q6NP

日本語盤もでてるんだね。
イノセンス&ディスペアー
ラングレー・スクール・ミュージック・プロジェクト
B007JVCIQM


子どもたちが歌う《Space Oddity》がステキでした。

僕はYoung@Heartのこのライブ映像が好き。

2014-12-14

12/14(日)生成音楽WSによるワークショップを開催します。

音響空間スタジオ(担当:横浜国立大学都市イノベーション研究院・准教授・中川克志)では2014年12月14日(日)に、生成音楽WS(城一裕+金子智太郎)をお招きしてワークショップを開催します。
これは、2015年3月14日(土)から18日(水)まで関内さくらworksで開催する『生成音楽WSの展覧会(仮)』の準備を兼ねたワークショップでもあります。

日時:2014年12月14日(日)午後1時より午後5時まで
場所:ヨコハマ創造都市センター(YCC) 3Fスペース
アクセスこちら

生成音楽WSに横浜国大でワークショップを開催してもらうのは、今年で4年目、7回目になります。
今回は、『生成音楽WSの展覧会(仮)』(来春開催予定)の準備として、そこで展示予定のいくつかの作品の再制作(チュア回路、紙のレコード、鳴釜神事、Music on a Long Thin Wire、エオリアンハープ)と、来春に向けた打ち合わせを行います。

若干名(5名程度)の一般申込を受け付けています 。
関心のある方は事前にご連絡ください。
ただし、今回の受講者は、来春の展覧会の準備作業にも参加できる方に限らせていただきます。

参考
生成音楽WS

2014年3月16日生成音楽WS:ラジオを奏でる

2013年12月22日生成音楽WS:紙のレコード

2013年2月18日生成音楽WS:鳴釜神事

2012年12月15日生成音楽:虫の声を聴く

2011年12月3日生成音楽WS:チュア回路

2011年11月19日生成音楽WS:Broken Music


本件に関する連絡先
中川克志(横浜国立大学都市イノベーション研究院・准教授)

2014-11-12

Nightcrawler at Wiliamsburg Cinemas


今の宿から2ブロック先にWilliamburg Cinemasという映画館があるので、『Nightcrawler』という映画を観てきた。
やっぱ徒歩圏に映画があるって素晴らしい。
「夜の街を徘徊する」主人公が「夜の人々と交流を深める物語」かな、とか思ったが、全然違った。「サイコな主人公を見て観客が笑う」映画だったようだ。

「テレビニュースによって構成されるリアリティ」に見せられたサイコな男の人生が「テレビニュース映像原理主義」に染まっていくプロセスを描くお話だった。


予告編とも全然違うな。


分からんことがみっつ。

1.主人公はなぜTVプロデューサーの女性に、多少なりとも惹かれたのか?(あまり「魅力的」には見えない)
2.助手のラテン系のやつは、なぜ、この主人公の仕事を続けたのか?(数日勤めてから逃げれば良かったのに)
3.一緒に映画を見てた奴らの映画鑑賞作法
:平日夜なのに半分以上埋まってたが、エンドタイトルが流れ始めると一斉にみな帰った。こんなことでは、ダークナイトの監督クリストファー・ノーランの『インセプション』の最後のどんでん返し(?)を見損ねるではないか。
:笑いのツボが違う。主人公が「テレビって現実みたいだ」みたいなセリフを吐く場所があるのだけど、日本でこの部分を見たら「ああ、ここは主人公がサイコになっていく転換点なんだな」とか思ってゆっくりと映画にのめり込み始める場所のはずだが、けっこいろんな奴が「プーッ」と吹き出していた(ところで、この「プーッ」という笑い方は、僕は嫌いだ。スタバの隣でやられたらなんか不潔な気がする)。
:笑いのツボが低い。つまらんことで笑う。主人公が「サイコな顔つき」するだけで笑うって…。吉本新喜劇が進出してきたら大成功するに違いない。