2009-10-09

memo-Grigori Aleksandrov and Sergei Eisenstein-Romance Sentimentale (1930)


エイゼンシュタインも関わっていたらしい、サウンド・フィルム編集を用いた(とされる)映像。サウンド・フィルムに直接何かを描いてそれを発音させたかどうかは分からないが、「1930年代なのにかなり音響編集なされていること」は確認できる。
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Kahn, Douglas. 1992. "Art and Sound." in: Kahn, Douglas, and Gregory Whitehead, eds. 1992. Wireless Imagination. Sound, Radio, Avant-Garde. MA: MIT Press: 1-29.によれば、「音を操作するその他のテクニックと描かれた音が用いられているフィルムは、Romance Sentimentale (1930)だ。これはロシアで制作されたものではないかもしれないが、ロシア人による最初のサウンド・フィルムである。これはフランスで制作され、普通は、(その製作者は)グレゴリ・アレキサンドロフだけとされる。しかしおそらく間違いなく、この作品は全くの失敗だったのでこのフィルムからは距離を取ろうとするが、セルゲイ・エイゼンシュタインもこの作品の制作には関与していた。特に最初の自然風景の視覚的なモンタージュは、エイゼンシュタインのスタイルだし、過激に構築されたサウンド・トラックに対応するものだ。…」

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