2012-08-30

Janet Kardiff & George Bures Miller, Alter Bahnhof Video Walk (2012)



面白かった!

ドキドキした。
映像内の犬の鳴き声やひとの話し声に実際に振り返ってしまったり、現実の車掌さんが映像の登場人物が抜け出たみたいに思えたり。
途中で、電源が切れる、映画館の人にテープをチェックされる、その後しばらく真っ暗で声だけになる、というちょっとしたハプニングの仕掛けがあるのだが、こうなるともう完ぺきに僕らの行動とか現実は映像に支配されたのであった。

終わった今、僕から見えるこの駅はiPod touchのなかの映像が拡張したものに見える。

個室都市・京都オプショナル・ツアーとかmp3 experimentと同じようなものかもしれないが、映像があるだけでこんなにも現実認識は揺らぐのか!と感心した。

この映像を撮影する前に悪夢を見た云々かんぬんと言ってたけど、なんのことかは分からない。
これは分からなくても十分面白い。

このふたりの作品として、Karlsaueにfor a thousand years (2012)という作品があったらしい。
気づかなかった、残念。

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◯情報
朝から行くなら確かに九時半から並ばないないといけない。
僕は9時40分に並び始めたので10分程度待つだけですんだ。でも10時には並んでた人が40分は待っていた。12時頃には1時間以上待ちになってた。
ただ、13時には行列は減ってた。30分待ちくらい?
13時45分頃には僕が9時40分頃に並んだ位置が最後尾になってた。
でもこの駅は時間がかかるので、体力のある早い方がよいかもしれない。

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