Koepnick, Lutz. 2021. Resonant Matter: Sound, Art, and the Promise of Hospitality. Bloomsbury Academic.
(4月頭くらいに書いたポスト、公開するのを忘れていた。)
sound art関連の研究書として確認した。Ragnar Kjartansson という作家の《The Visitors》という作品を中心に、この作品を分析することを軸として、他の様々な作品にも言及しつつ、そこから様々な読みの可能性を提示する、という書籍のようだ。
この作家は1976年生まれですでに日本でも紹介されており、「ラグナル・キャルタンソン」と記述されるようだ。この作品は、2017年の横浜トリエンナーレで展示されていたようだが、その時僕は、最終日に5ヶ月の娘と一緒に滑り込んだので、映像作品はほとんど見れていないので、記憶にない。YouTubeに映像全編がある。著者はこの作品にいたく感動したのでこのような著作を作成したとのことだが、その感動の多くはこの音楽がエピファニックだからではないだろうか、と思った。僕がYouTubeで見てそう判断しただけという可能性も高いだろうけど。サウンド・インスタレーションとして経験するとどんな感じだったのだろう。
横トリの展示でこの作品に感動したという記事:横浜で音楽の真価を知らしめるアートに出合う:日経ビジネス電子版
Bloomsbury Academicの紹介ページ :研究書を電子書籍として購入する場合は、KindleよりもPDF版の方が便利。PDF版の方が安いな。
著者のツイッターアカウント(ほぼ使われていない)
著作:Ragnar Kjartansson (English edition) Ragnar Kjartansson
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