2025-07-04
メモ:中島みゆきはVocaloidより凄いかもしれない
2025-06-27
[お知らせ] 6月28日(土)にニック・ラスコム(Nick Luscombe)さんのフィールド・レコー ディングのワークショップを開催します!
概要
サウンド・アーティスト、フィールド・レコーディスト、BBCラジオのDJ・プロデューサーであるニック・ラスコム(Nick Luscombe)さんによるフィールド・レコーディングのワークショップを横浜国立大学で開催します。本ワークショップでは、キャンパス内での環境音(「宮脇フォレスト」を予定)の録音と、それらを用いた短いサウンドスケープの制作を行います。横浜国立大学の学生はもちろん、学外からの参加も歓迎します。経験の有無は問いません。初心者から経験者まで、お気軽にご参加ください。
実施言語:英語と日本語(通訳あり)
基本情報
日時:2025年6月28日(土)13:00~17:00場所:YNU(横浜国立大学)キャンパス:詳細な場所は後日改めて連絡します。
参加者の準備物
音声録音機器(普通のスマートフォンあるいはICレコーダーなど)(可能なら、音声編集ソフトウェアのインストールされたノートパソコンを持ってきてください。自分の録音素材で使って短いサウンドスケープを作成しましょう。)
参加申し込み
申し込み方法:Google Form申し込み期限:6月26日(木)まで。参加者多数の場合、期日前に受付を終了します。
主催・問い合わせ先
新音響文化研究会(横浜国立大学大学院・都市イノベーション研究院・中川克志研究室):katsushinakagawa (at) ynu.ac.jpジョナサン・スターン+メハク・ソーニー「アクースマティックな問いとデータ化の意志——Otter.ai・低リソースな言語・機械聴取のポリティクス」 中川克志(訳) 『メディウム』5号(2024年12月):163-196。
ジョナサン・スターン特集号の『メディウム』5号(2024年12月)に掲載した、ジョナサン・スターンの論文の翻訳を公開しておきます。訳者解題も公開しておきます。みなさま、どうぞお読みください。面白い論文ですよ。スターンの佳品、という趣があります。PDFを提供していただいたメディウム編集部に感謝します。
ジョナサン・スターン+メハク・ソーニー「アクースマティックな問いとデータ化の意志——Otter.ai・低リソースな言語・機械聴取のポリティクス」 中川克志(訳) 『メディウム』5号(2024年12月):163-196。
→https://drive.google.com/file/d/1QbBSLXeHvTEcPeStJw8-RRPhE_mwK_Kj/view?usp=sharing
原著論文は「CC BY-NC-SA」で公開されているので(コモンズ証 - 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 - Creative Commons https://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/deed.ja)、翻訳文もそのまま公開します。
原著論文はこちら→ (coauthored with Mehak Sawhney) “The Acousmatic Question and the Will to Datafy: Otter.ai, Low-Resource Languages, and the Politics of Machine Listening.” Kalfou: A Journal of Comparative and Relational Ethnic Studies 8:1-2 (Fall 2022): 288-306.
あるいはこちら→ “The Acousmatic Question and the Will to Datafy: Otter.ai, Low-Resource Languages, and the Politics of Machine Listening.” – Sterneworks https://sterneworks.org/text/sterne-sawhney-acousmaticquestion/
2025-06-22
メモ:川上未映子『夏物語』
去年の10月(241023)に購入して、それ以来、夜に時間のある際に一章ずつ読んできた。2025年6月22日22:25に読了。ゆっくり読んだ。
主題や構成もそうだが、各章の構成や塩梅や配分も含めて、傑作。関西弁も素晴らしい。
2025-06-21
メモ:高妍『緑の歌』
「日本文化に親近感を持つ台湾の若者の話」なので「台湾のお勉強」の一環と思って読み始めたのだけど、何より、「若者の話」として繊細でよくできていて、アラフィフのおじさんとしては、もはや自分には関係ない(=こういう心の動き方をすることはない)けど過去の自分には似ていたかもしれない、とか思って、良かったです。若者としての僕の同時代の作家ではないけれど、読んで良かった。もはや、これにとてつもなく動かされるという感じではないけど、良いマンガでした。でも『隙間』も読もう。
と思ったら、ちょうど、高橋源一郎「飛ぶ教室」のゲストだったそうです。今(2025年6月23日10:04)から聴き逃し配信を聞いてみよう。
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Xユーザーの高橋源一郎さん: 「明日の「飛ぶ教室」、1コマ目は温又柔(おん・ゆうじゅう)さんの『台湾生まれ 日本語育ち』を読みます。3歳で日本に来た台湾人作家が台湾語・中国語・日本語3つの「母語」の間で揺れ動く物語。2コマ目のセンセイは台湾出身の漫画家・高 妍(ガオ・イェン)さん。傑作『隙間』が完結したばかり。」 / X [https://x.com/takagengen/status/1935641636115263784](https://x.com/takagengen/status/1935641636115263784)
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追記:
あとがきが良かったな。一生創作し続けることを決意した若き創作者の言葉として。
2025-06-16
メモ:ObsidianのiOSとMac miniとの同期:設定フォルダを使い分けてみる
ただし、「.」から始まる設定ファイル(通常はVaultの中の隠しファイルになっている)を、Mac miniとiOSとで、使い分けると、少し早くなるような気がする。つまり、iOSアプリの方で読みこむ設定ファイルを準備して、そちらにはあまりプラグインを入れなければ、少し早くなるような気がする。少なくとも1分以上待たされたりは(今のところ)していない。
→
同期が少し遅いので、次は「Self-hosted LiveSync」というプラグインを試してみるべし。しかし、これ、設定が結構面倒くさそう。
2025-06-09
メモ:Obsidianのデータの置き場所:模索中
250621:
NAKAGAWA Katsushi: "ObsidianのデータをGoogleドライブで同期して、辞めたので大量のtempファイルができたことが原因だった。一度Googleドライブの同期を外したら、治った。" — Bluesky https://bsky.app/profile/nk09.bsky.social/post/3ls36r7hjsk2q
↑
NAKAGAWA Katsushi: "macのシステムデータが400gbもある…。セーフモードで起動しても何も変わらん。どうしたらええのやろう。" — Bluesky https://bsky.app/profile/nk09.bsky.social/post/3lrxnr735gk2q
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250615:iCloud50GBを契約(月150円)して、そこに置いた。iOSでも使うファイルと、archiveファイルに分けた。
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内蔵SDDと外付けHDDのどちらに置くべきか
↓
今のMac miniは256GBだがEvernoteデータが無くなったので、内蔵SDDに30GB弱のObsidianのデータを置いても、通常は40GBほど空いている。ただし、時々、何か大きな処理をした時に残り容量が足りなくなる。
また、僕はGoogleドライブを外付けHDDにあるフォルダで同期しているのだが、シンボリックリンクをGoogleドライブに置いても、Googleドライブは「シンボリックリンク」というファイルを同期するだけなので、Obsidianのデータを同期してくれない。
また、内蔵SDDに置くからといって、起動が速くなるわけではない気がする(つまり、遅い)。
↓
なので、いろいろ触ってみたけど、やはり結局、外付けHDDのGoogleドライブの中に置こう!
2025-06-03
メモ:evernoteからobsidianへの移行メモ
Evernoteの暗号化ファイルの確認(これは手作業で移動せねばならないから)
:Evernoteで暗号化したものだけを検索する方法 https://pentan.net/evernote-angouka-kensaku/ ←最後の半角ハイフンを忘れないように!
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Evernoteのデータはシンボリックリンクで外付けHDDに置くことが可能
:もう使わないけど、過去データ活用のためにEvernoteでも検索できる状態を保持しておこうと思った。ら、HDD容量が足りなくなったので、調べてみたら、外付けHDDに移動できることを今さらながら知った。
:(昨日試してみたら、保存先変更の機能がMacアプリにもできたみたいだが、できなかった。データがデカすぎるから? なので、シンボリックリンクを作成した)
:【Mac】Evernoteのデータ保存場所の変更方法 | Gallagher Note (ギャラガーノート) https://today-is-the-first-day.com/evernote-mac
:Evernote for Mac の保存先をシンボリックリンクで変更 – Usual Tools https://usual.tools/memo/entry/130
*
evernoteから移行すると、やたらできたタグ(ウェブクリップにあったTwitterのポストにあったハッシュタグなどがタグとして認識されてしまう)は、いちいちバックスラッシュなどで処理できないので、「9-無視タグ」の中に入れた
メモ:
バックスラッシュでエスケープする (\#):
短い場合は、インラインコードブロック (``) を使う
長い場合は、コードブロック (```) を使う
2025-05-27
メモ: iOSでObsidianを使うやり方
2025年5月27日思いついたやり方
:Mac miniのObsidianアプリのためには、「Obsidian」というフォルダを作り、Googleドライブで同期している。
:iOSのObsidianアプリのために、「Obsidian_iOS」というフォルダを作り、icloudで同期する。
:Mac miniの「Obsidian_iOS」というフォルダの中に、icoudの「Obsidian_iOS」というフォルダからのシンボリックリンクを作成する。
↓
:Mac miniで編集すると、少しタイムラグを感じるが、ノートの編集結果は同期できた。
:しかし、Obsidianアプリを操作しても、ノートを移動させられない! Finderを使うと移動できる。 (つまり、例えば、Mac miniのObsidianで作ったノートをObsidian_iOSというフォルダに移動するためには、Finderで操作しないといけない。一手間かかる。)
:なぜだ?! 二つのVaultが置かれている場所(icloudフォルダとGoogleドライブフォルダ)のHDDが違うからか?!
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◯その他メモ1:2025年5月27日importをやり直した
NAKAGAWA Katsushi: "“私が考える Yarle を使う利点は ノートの作成日や更新日を元にファイルのタイムスタンプを設定してくれる” 遅まきながらようやく Evernote に見切りをつけて Obsidian に移行した|mojin @mojin note.com/mojin/n/n543..." — Bluesky https://bsky.app/profile/nk09.bsky.social/post/3lq4gb4yptk2r
◯その他メモ2:2025年5月20日に移行を開始した
:全部で15000ノートほど、30GBほどあり、evernoteのエクスポートだけで数時間必要だった。importにも同じくらい必要。しかし、notionなどと異なり、インポートの失敗はほぼなし。
2025-05-09
GWの終わりの頃に、MIMINOIMIさんにお声がけいただいて「MIMINOIMI – Ambient / Week – 2025」DAY2(2025年5月6日(火・祝))でレクチャー・トークしてきました。
色々な人と知り合えて良かった。山﨑も来てくれたし。
みなさま、またそのうちどこかでお会いしましょう。
イベントは明日と明後日、デカいライブがあるみたいです。ご用事のない方、どうぞご来訪ください。
MIMINOIMI – Ambient / Week – | アンビエント | Japan, 東京都 https://www.miminoimi.me/
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会場はチーさんと奥さんの二人のお店(?たぶん)だったのだけど、この前ヨーコさんに教えてもらったロールショコラを買えた! チーさんがヨーコさんにお土産で持っていったみたい。
ロールショコラ プラム | 職人が作る「Roll Chocolat (ロールショコラ)」 https://plum-roll.com/
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参考:I am alive.: お知らせ:「MIMINOIMI – Ambient / Week – 2025」のDAY2(2025年5月6日(火・祝))にトーク出演します。 https://after34.blogspot.com/2025/04/miminoimi-ambient-week-2025day2202556.html
GWの始まりの頃に扇風機を演奏しました。
なんのイベントか把握しないまま顔出したけど、逗子の仲間たちの「文化祭?」みたいなものだったらしく、でもよく分からないままに、人前で何か芸を見せるのだから芸者根性を発揮せねばならないと思って、扇風機をしっかりとグルーヴィに演奏してきました。扇風機同士で風を吹かせあったり紙テープをなびかせたりトレーシングペーパーで音を出したり不織布を膨らませたり。僕の場合、「グルーヴィに演奏」しないと間が持たないっすね。
高野寛さんがギターと映像と少しボーカルのアンビエントな音楽を演奏していて、数日後にコレクティブMIMINOIMIの人が「最近はギターアンビエントが云々」と言っていたのを聞いて、この演奏のことを思い出したりしました。僕は逗子の人ではないのでなんとなく居場所を見つけられずウロウロしてたけど、高野寛さんが気さくに話し相手をしてくれて、良かった。
あと、「〈高校生とか大学生になった子どもが、小さい頃から知っていた子どもと再会する場面〉を眺める親たち」を見て、エモかった。
参考:I am alive.: 4月30日に瀬藤康嗣さんと三浦秀彦さんの「フル草津」に参加して、扇風機を演奏します。 https://after34.blogspot.com/2025/04/430.html
2025-05-01
Aura Satzによる『PREEMPTIVE LISTENING』(2024)
Aura Satzという人による『PREEMPTIVE LISTENING』というサイレンを特集したドキュメンタリー(The Film - Preemptive Listening https://preemptivelisteningfilm.com/The-Film )があることを知った。エヴェリン・グレニー(ろうのパーカッショニスト)とかクリスティーナ・クービッシュとかBJ Nilsenとかデヴィッド・トゥープとかKode9 (Steve Goodman)とかFUJI|||||||||||TAとかたくさんのアーティストがnewly imagined sirensを作っているらしい(どういうことやろう?)
TATEで三日間のシンポジウムとパフォーマンスも行ったらしい(Preemptive Listening Day Three: Symposium and Performance | Tate Modern https://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/preemptive-listening-day-three )。
出版物もあるようだ(Preemptive Listening The Sonic Politics of Emergency on Disclaimer https://disclaimer.org.au/contents/preemptive-listening )。が、入手方法が分からないぞ。
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調べてみたら、なんと、この2月に東京都写真美術館で上映されていた。全然気づいていなかった。残念!
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恵比寿映像祭2025 Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions 2025 https://www.yebizo.com/program/1475
2025-04-23
4月30日に瀬藤康嗣さんと三浦秀彦さんの「フル草津」に参加して、扇風機を演奏します。
扇風機といえば、タワシと並んでアヴァンギャルドな音響芸術にとって欠かせない重要な楽器です。いよいよ初夏を迎えるにあたり、扇風機を操作する腕前もきっちり整えていかねばいかんな、と思っているところです。
よろしくお願いします!- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
瀬藤 康嗣 - 先月に続いて、来週4/30にもフル草津の出番があります。 今回は、前から演ってみたかったPauline... | Facebook https://www.facebook.com/kohji.setoh/posts/pfbid02aFesvb97K12zh4A8zzLir2QDJBfrFyDwzkJYUwbnti98HiE6o7oqkzwjnQaJSPzjl
先月に続いて、来週4/30にもフル草津の出番があります。
今回は、前から演ってみたかったPauline Oliveros《Tuning Meditation》と、我々のお得意の楽器「扇風機」(2つの動画は過去の作品です)を使った新作にチャレンジします。
2部構成で、以下のようなタイムテーブルになっています。
1500〜 瀬藤によるDJ
1545〜 第1部:Pauline Oliveros 《Tuning Meditation》[15分]
1730〜 第2部:扇風機を使った新作《風を吹かせる》《風に吹かれて》[30分]
2部のほうは3台の大型扇風機を使うので、「扇風機には思い入れがある」というサウンドアート研究の第一人者・中川克志さんを扇風機の使い手としてゲストにお招きしました。
高野寛さんによるHAAS名義でのライブも楽しみです!
ご予約 → https://peatix.com/event/4364743/
「コ々絶対世界」
- MY博 2025 -
場所:逗子文化プラザ さざなみホール(1F)
日時:4月30日(水)15:00 〜21:00
<LIVE>
ソコシャネル?
フル草津
<Spacial LIVE>
HAAS a.k.a Hiroshi Takano
HAAS a.k.a. Hiroshi Takano
1988年、高橋幸宏プロデュースのアルバムでシンガーソングライターとしてソロデビューし、23枚のアルバムを発表。ギタリストとしてもHASYMOや坂本龍一など様々なプロジェクトに参加、サウンドプロデューサーとしても数々のアーティストの作品を手がけている。
HAASは「ポップ」の外側にあるものを表現するプロジェクト。2024年春には写真とアンビエント/ミニマル・ミュージックの展覧会「Calm : hibinohibiki 」を開催。同タイトルのアルバムをカセットでリリース。映像を交えたライブ活動もおこなっている。
フル草津
瀬藤康嗣と三浦秀彦による、即物的で意味や解釈を限定しない「出来事」を奏でるユニット。
美術や音楽、詩などの広い領域にまたがる1960年代の芸術運動「フルクサス」の作品を主にモチーフとしている。
ソコシャネル?
一切の思い込みと不自由と否定的要素を逃れた音楽的一人言の集合体。
ノイズポップな要素と共に、即興に含まれる違和感の正体が空間を包む事でしょう。
あるいは修羅の砂遊び
#フル草津 #ソコシャネル
2025-04-22
献本御礼:福島真人『「実験」とは何か』(東京大学出版会、2025年)
https://www.utp.or.jp/book/b10087847.html
ご恵投いただきました。最初は送られる心当たりがなかったのだけど、そう言えば、2,3年前にメール連絡が来て福島先生に博士論文をPDFで送ったことを思い出しました。科学、社会、芸術、という三つの領域における「実験」について研究する本で、広い視野のもとで骨太な議論を展開し、新しい展望を開拓する研究を見て、感嘆しています。
僕の博士論文は、芸術における「実験」を考察する土台の一つに使ってもらっています。博士論文は単体では発表していないけど、そのようなものでも何かの役に立つ仕事をできていたってことなので、大変嬉しい。僕も、共著と共訳書を出したら、次の単著を作るぞー。
(ただし、pp.208-209は、中川(2007)ではなく中川(2008)です。文句とかではなく、間違いに気づいたので、記しておきます。)
2025-04-16
JASPMの学会誌『ポピュラー音楽研究』のvol.28で、中川克志『サウンド・アートとは何か』の書評を掲載していただきました。
JASPMに「サウンド・アート」の書評が掲載されるって、場違いに見えると思いますが、JASPMは僕のメイン学会のひとつです。全ての音楽は人間(people)によって聞かれるものなのだから、全ての音楽はポピュラー(popular)音楽です。なので、サウンド・アートもポピュラー音楽です(サウンド・アートは必ずしも音楽だけではありませんが)。
*
ヲノサトルさんに自分の本が届いて感慨深いです。たぶん京都の左京区に住んでいた頃、00年代前半に、ヲノサトルさんの『ビキニ・ムーン』(1998)、『エルニーニョ』(2003)、『マセマティカ』(2003)の3枚を同時に入手して、「ゲンダイオンガクの作曲家なのにこんなにスイートな人もいるんだな」と知ったはず。どうやってこの3枚のアルバムと出会ったのかは覚えてないのだけど、恵文社かメディアショップに置いてあったのをジャケ買いしたんじゃないだろうか。まだちゃんとお話ししたことないので、ぜひ、次のJASPM(長崎)かどこかでお会いできますように。
2025-04-07
自分への励みと促しとして、2024年度の仕事と2025年度の予定(願望)の備忘録
2024年度は「色んな人に会って話をしよう」をできるだけ実践しようとして、それなりに多くの人に会えた。でももっと色んな人に会って話してみたいとも思う。2025年度も継続しよう。
2025年度の目標は、懸念の共著と共訳の出版です。90年代Xebec調査は落とし所を考え始めましたが、もっとずっと調査し続けても良いかもしれない。visual musicとsoundwalkのことを継続的に考えています。次の単著を構想し始めました。
ということで、以下は2024年度にやった仕事のメモです。書誌情報に不備はあります。
2025年度はどんなことをできるかな。
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書いたものなど
書評
論文
翻訳したもの
学会発表
その他の話したこと
1.
2.
3.横浜関内でトーク
4.Benjamin Piekutさんイベント
5.美学会で司会:10月14日一般E-2音楽3で司会
6.JASPM36で司会:11月30日個人発表Bで司会
7.12月16日:トーク@本町文化堂
8.CAP ARTS STUDY 2024(2025年3月19日)で下田さんの聞き手役
参考
お知らせ:「MIMINOIMI – Ambient / Week – 2025」のDAY2(2025年5月6日(火・祝))にトーク出演します。
2025-03-30
メモ:Audible Futures雑感
International Conference on Politics of Sound and Technology 2025 – 한양대학교 음악연구소 https://mrc.hanyang.ac.kr/audible-futures/
2025-03-13
3月19日にARTS STUDY「XEBEC と神戸」 にお話の聞き手として登壇します
先週も神戸(→梅田→金沢)に行ったばかりですが、来週も行きます。
CAPが主催するARTS STUDYという「芸術鑑賞のための勉強会」の一回に、XEBEC元ディレクター下田展久さんのお話の聞き手として登壇します。
講座はMusic / Art / Danceに分かれていますが、僕が登壇するのは「Art」の3月19日のA-11です。1990年代にポートアイランドで展開されたXebecの活動について、下田展久さんがお話する回です。この回の主題は、サウンド・アートではなくXebecなので、中川は「日本のサウンド・アートの歴史においてXebecが果たした重要性」などについて10分ほど話す予定。うまく「聞き手」できるかな。
「Art」全体は「ARTはどこから⽣まれるのか?-KOBE 1950S-1990S」というもので、神戸で行われてきた様々な現代アートの実践を知る、という趣旨のようです。毎回、具体やらグループ〈位〉やら南蛮美術感やら関西ニューウェーブやら、聞いたことのあるものからないものまで、なんともマニアックで腹持ちのしそうな勉強会ですね。
ともあれ、ご都合のつく方、どうぞおいでください。
Art - ARTS STUDY https://cap-kobe.com/arts-study/?page_id=21
0319に行って0320に横浜に戻る予定です。0320にすることを探しています。何かあれば教えてください。
2025-02-09
ubuntuで視聴覚ファイルがたくさん含まれているkeynoteファイルを使う方法:LibreOfficeのImpressでできる?
2025-01-06
ubuntuで視聴覚ファイルがたくさん含まれているkeynoteファイルを使う方法:htmlでエクスポートする(ただし編集も再利用もできない)
keynoteファイルをubuntuで再利用する方法を探している。文字や図像だけなら、powerpointファイルにエクスポートしたものをImpressで開けば良い(文字の位置などがズレるが、微調整すれば良い)。
問題は音声や映像がたくさん含まれているもの。いちいちスライドから離れて別のアプリでファイルを開くのは面倒なので、プレゼンテーション・ファイルに取り込んでいる。
keynoteからpowerpointファイルにエクスポートしたものは、音声も映像もエクスポートされる。しかし、そのpowerpointファイルを、Impressで開こうとすると、開けない(理由は不明。大き過ぎるから???)。
htmlでエクスポートしたら、デザインもほぼずれずに、音声も映像もエクスポートできた。
*
ただし、このやり方だと、スライドの編集ができないし、再利用もできない。授業とか研究発表の前にスライドの編集ができないので、実用的ではない。
モヤモヤ。
2025-01-01
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします
2024年はこの画像のような感じでした。研究活動の総括は年度末にするけど、研究以外の点でも、2023年末に単著『サウンド・アートとは何か』を出版できたことは大きくて、今後の方針が何となく見えてきたので、倦まず撓まず、やっていきます。出不精を辞めて、色々なところに顔を出していこうと思います。
(このポストを予約投稿したので、寝ます)