2010-12-10

DVDで『メロトロン・レジェンド』(2008)

ドキュメンタリーとしては凡作。
関係者の証言もけっこうショボイし、なにか深みのある洞察が展開されたりもしないし。
メロトロンという楽器の内部構造を詳しく見せてくれているのが◎。


メロトロン・レジェンド~チェンバリンとメロトロンの数奇な物語~[DVD]
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以下、ツイートメモ

『メロトロン・レジェンド』みはじめた。メロトロンの映像があるので紹介資料に使うべく、まずは一回通す。
posted at 15:12:47
なぜテープの話題をするとき、RCAのほうの(ちょっと大きな方の)カセット・テープを使うのだ?
posted at 15:13:35
ビッグバンドの管楽器の音を、鍵盤で出したくて作られたらしい。
posted at 15:16:04
メロトロンの前身楽器が、チェンバリン。
posted at 15:17:09
「ワイヤーを使ってテープを巻き戻す」映像、面白いな。へー、と思う。
posted at 15:17:42
メロトロンのテープは、ループではない。アタック音(音の立ち上がり)が大事だったらしい。
posted at 15:18:32
サンプラーの起源、って位置づけられるけど、まあそうなんだろうけど、「後のサンプラーのような使い方」と「PCM音源を用いた鍵盤付きシンセサイザー」は、けっこう違うよな。 http://ow.ly/3mX2L
posted at 15:19:51
ハリー・チェンバリンは、はじめは、ドラムマシン的なものも付けることで、「家庭で楽しむ楽器」として売ろうと思っていたらしい。
posted at 15:20:55
米国特許では、テープ録音再生装置、らしい。で、イギリスに持ち込まれたとき、営業マンが詐欺をして、チェンバレンの名前をとってしまったらしい。
posted at 15:22:23
メロトロンは1トンもあったらしい。
posted at 15:23:40
MoogとかRCA MArkIIとかメロトロンとかBuchlaとか「1950-60年代の鍵盤をめぐる想像力」は、のちの展開も考慮に入れたうえで整理しないといけない。サンプラーの歴史とかから詰めないとよく分からんが。
posted at 15:26:46
「再生用音源制作を行った音楽家の証言」がある(20:00ごろ)。
posted at 15:30:12
「再生用音源」という観念自体が、この時期(60年代初頭)に登場したはずだ。PCM音源はもうちょっと後のはず。
posted at 15:32:20
メロトロンは「ハロッズ」というところで売られ、おもに富裕者層の社交クラブで売られたらしい。
posted at 15:33:12
1964年に人気に火がついたらしい。
posted at 15:33:36
そしてこの楽器映画にも、ブライアン・ウィルソンが登場。
posted at 15:33:59
で、ビートルズが使ったというお話。
posted at 15:35:03
「メロトロンは、歌詞の間の音にぴったりだった」25:31
posted at 15:35:38
26:00 ゾンビーズの人が証言。ビートルズの使ったメロトロンを使ったらしい。それがOracles and なんちゃら。
posted at 15:36:26
26:46 再びブライアン・ウィルソン。 みなさんけっこうなご高齢だ。
posted at 15:36:58
27:52 チープ・トリック
posted at 15:37:50
29:07:キング・クリムゾンのイアン・マクドナルド
posted at 15:39:31
29:55以降、「60年代のメロトロン、チェンバリン・サウンド」のリスト。
posted at 15:40:42
30:22 ミュージシャン・ユニオンから広義、という話。
posted at 15:41:23
×広義 → ◯抗議
posted at 15:42:23
RT @sow_official: sow2010に出演したSOURのインタラクティブミュージックビデオ「映し鏡」http://sour-mirror.jp/ これ、凄いです。 是非、1回は体験してみて下さい。
posted at 15:44:53
34:22 ジェネシスのトニー・バンクス
posted at 15:45:24
Moogの話題はゼロのまま、話は70年代に突入。
posted at 15:45:55
35:35:アル・クーパー登場:シンセサイザーを使う理由について語りつつ、メロトロンの話に横滑り。「既存の音色の模倣」をする鍵盤楽器だから一緒らしい(「ゼロからの音色作成」の有無は関係ないようだ)。
posted at 15:47:59
70年代以降は、スティービー・ワンダーもデビッド・ボウイもみーんな使ってるらしい。
posted at 15:48:40
37:50あたり:「音源」ではなく「いわゆるサンプラー」としての使い方がはじまったという事態を語ってる。
posted at 15:49:27
39:05:パトリック・モラーツという人の映像。初めての多少まとまった演奏映像(とはいえ5秒くらいだが)
posted at 15:50:26
映画『テルミン』とか『モーグ』と違って、『メロトロン・レジェンド』は、楽器構造の話は詳しいけれど、演奏している場面がほとんど出てこない。証言ばっか集めてられても…。
posted at 15:52:27
41:40以降、「70年代のメロトロン、チェンバリン・サウンド」のリスト
posted at 15:52:51
42:00:はやくも「衰退」の話になった。メロトロンとモーグの使い分けとか、そんな話を聞いてみたかったな。
posted at 15:53:48
メロトロンも、電圧の関係で、簡単に半音くらい狂う楽器だったらしい。
posted at 15:54:16
44:05:メロトロンの扱いは面倒で、移動と天候への対応が大変だったらしい。結露するとテープ(=音源)は使い物にならなかったらしい。
posted at 15:55:32
46:00:「イイもの」を作りたい人は商売に向かない、云々とか言い出したので、この映画はあとは流して見よう。
posted at 15:57:30
もっとこう、メロトロンという楽器の魅力の語り方は他にあると思うのだが。不安定さがとても魅力的、とか。たぶん、著作権の関係で、メロトロンを使ってるレコード音楽を使えなかったのだろう。
posted at 15:59:46
あとでストロベリーフィールズフォーエバーでも聞いてみよう。
posted at 16:00:10
「1975-79年にメロトロンは衰退した」らしい。で、その後に「デジタル・サンプラー」が登場したらしい。もっと他のものがあるだろう、と思うが。
posted at 16:02:30
歴史の中心ではなかったものを語る語り方って、他にあると思う。
posted at 16:04:12
53:00冒頭のメロトロン演奏。かっこいい。
posted at 16:06:34
ミッチェル・フルーム(プロデューサー:エルヴィス・コステロ、クラウデッド・ハウス)がメロトロンを復活させたらしい。
posted at 16:06:47
証言者の中にPatrick Warrenという人がいるのだけど(なにものかよく分からん。Michael Pennという人と一緒に演奏してた人のようだ)、ピアノの前で話してるのだけど、そのピアノに置かれている楽譜ノートと同じものを、僕は今、使ってる。歌詞と曲の構造を書くだけだけど。
posted at 16:09:12
Michael Penn - goo 音楽 ”俳優ショーン・ペンの弟、そしてシンガー・ソングライター、エイミー・マンの旦那として有名だが、実は珠玉のメロディを紡ぎだすポップ職人なのだ” へえー。誰かに似てると思ったら…。 |http://ow.ly/3mXMp
posted at 16:11:39
長髪口ひげロケンローラーがおっさんになると、うっとうしい見かけだな。髭なしサングラスなら、みうらじゅんになるのに。
posted at 16:12:53
90年代にははやくもアンティークな楽器として高いものになっていたらしい。という話が始まった。この映画、あと20分弱もつのか?
posted at 16:14:20
いや、90年代は、まだ、ほんの数人の好事家しか探してなかったらしい。
posted at 16:15:51
1:00:00:レズリー・ブラッドレーの写真。
posted at 16:16:27
その好事家の名前が、デビッド・キーンというらしい。
posted at 16:17:02
1:02:00:60年代にビートルズが使ったMark IIというメロトロンは、世界中に数十台しか出回っていなかったらしい。つまりほとんど売れなかった楽器なのだな、これは。
posted at 16:18:52
1:03:20:メロトロンを演奏する場面。20秒ほど。テープの回転を左手で調整して音色やアタック音を調整してた。ここは面白い。
posted at 16:20:04
90年代には、メロトロンは「ヴィンテージ・サウンド」だったらしい。「ヴィンテージ・サウンド」とは90年代に登場した代物ではなかろうか。
posted at 16:22:05
1:06:10以降 「09年までのメロトロン、チェンバリン・サウンド」のリスト
posted at 16:22:42
90年代末には、状態の悪いものでも、メロトロンは、3000-4000ドルだったらしい。
posted at 16:24:24
1:09:00:メロトロン修理業の仕事現場の映像も折り込んでる。
posted at 16:26:24
結局、「サンプル音」じゃない「イノチのある音」を出せる楽器だから(1:10:00あたり:マルーン5の人の言葉)、メロトロンはすげえ、って話か。
posted at 16:28:41
ハリー・チェンバリンは、サンプリングの原点だから、ヒップホップの原点らしい。
posted at 16:29:55
今、突然、はっと気づいた。なんでこんなメモをわざわざツイートしてるんだろう、僕は。テキストファイルにメモしておけばいいのだ、こんなのは。
posted at 16:30:51
デュアル・モニタも良し悪しやなあ。
posted at 16:31:16
@harunecox 「メロトロン」って楽器を主題にした『メロトロン・レジェンド』というDVDを見てたのです。授業の資料に使えないかな、と思って。映画としては、たとえば『テルミン』のほうが面白かったなあ。
posted at 16:48:56
『メロトロン・レジェンド』は、ドキュメンタリーとしてはあんまし面白くもなかったけど、メロトロンという楽器の内部構造を詳しく見せてくれていたのがよかったかな。そういや、実物を見たことがないかもしれん。
posted at 16:50:37

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