2010-07-08

『生存のエシックス』のパフォーマンス

京都近代美術館の新しい展覧会『生存のエシックス』。
面白い。美術館で行われることの意味とか意義について、ポジショントーク以外の意見を聞きたいと思った。


オープニングセレモニーの終わり頃に行った。
展示されているものは、ちょっと見ただけでは、どれもよく分からない。
説明とか知ると、それなりに面白いなと思う。盲目の人の歩行体験を目を開いたまま体感させようとしてる、とか、脳の血流の調査云々とか。
今日はあまり時間がなかったが、次回は、それぞれを体感しよう、と思った。
体感しないと意味がわからん。

これらを、科学館とかじゃなく美術館ですること、美術館で体験することの意味について、人の意見を聞きたいと思った。
美術館にとっては、美術館が提供するものが多様化するのだから意味があるだろう。
ただし、これは、美術館固有で他では代替されない体験か?
とか。
面白ければそれで良い、という気もするが。

ひょんな感じで連絡がつながったので、一年ぶりにかつての指導教官に会ってご飯を食べた。
他にも久しぶりに何人かの人に会えて良かった。
人と会って話をすることは、今の自分の状態を明示的に確認するために、本質的に重要だな、と思った。
ひとりで頭のなかでグルグル考えていてはいけない。
ネガティブになる。
ポジティブな言葉ばっか聞いてても仕方ないけど。
バランスは人それぞれだけど、人と会って話さなければ、バランスは調整できないのだ。

好来という中華料理屋に連れてってもらったのだけど、ここは「よしき」と読むらしい。
日本語読み?
熱くて辛いスープとカシワの前菜が、イチオシで美味かった。

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