映研の名ばかり顧問として毎年大学生の作る映画を見させてもらう機会があるのだが、それよりは断然に物語映画らしかった。楽しく見た。
ややこしい筋だったけど、いちおー理解できたし(たぶん)。
小説家志望の大学生とその恋人の話のようだった。その恋人はアイドルで、右眼と右耳が使えなくて、さらにその母親とその母親の使い走りみたいな男が出てくる。母親は主人公の大学生に、娘であるそのアイドルを題材に小説を書けと迫っているらしく、母親は昔スゴイ女優で、その男はその母親を使って映画を撮りたかった映画監督だったらしく、さらにさらに、父親がどーしたこーしたで、祖父がどーしたこーしたらしく、さらにさらにさらに、僕が数分間意識を失っていた間に、そのアイドルの双子も登場していた。最後大学生は小説を書き上げて映画化の話も来た云々というナレーションもある。映画作成初心者たちが、映画作成をめぐる物語映画をとったわけで、つまりはメタ映画だった。
のだけど、ちょっと書き出してメモしてみたけど、どう考えてもこれ、設定詰め込みすぎ。
フツーの学生映画と違って、音響処理とかはマトモで安心だった。
あと、映写開始前に、後ろにマルコスさん夫妻がいることに気付いてちょっと驚いたのだけど、撮影場所を貸してあげたからのようだ。
立派な洋館だったなあ。
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