絶対貧困
世界の(主に、東アジア、中東アジア、アフリカ)の最貧民の生活をかなり具体的に解説。
面白かった。
路上生活者の分類とか売春婦のヒエラルキーとか、そりゃ、関係ないっていったら関係ないし、「貧困」とか「不幸」という感覚とか感じとか気分は「相対的」なものだけど、でも、具体的な話は、常に面白い。
「物乞いの収入」とか。貧しい物乞いで0-100円、一般的な物乞いで100-500円、豊かな物乞いで500-2000円らしい。
(肉体労働者は400-800円で、公務員は1000-2000円。)
とか、子供を持つ物乞いは貰いが増えるので、物乞いに「子供」を貸すレンタルチャイルド・ビジネスというのがあるけれど、これは案外儲からない、とか。
どんな人がこういうことに詳しいのだ?と思ったら、作者は僕より年下だった(1977年生まれ)。
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