2011-09-28
memo-Emerich Spielmann: Superpiano (Wien 1929)
『現代音楽キーワード事典』をパラパラめくって目に止まった項目。
Electronic Musical Instrument 1870 - 1990
1929年にドイツ人のEmerich Spielmannという人物が発明した楽器で、Superpianoというものがあったらしい。
Electronic Musical Instrumentの記述によれば、最初のサンプル・プレイバック方式シンセサイザーで、ガラスもしくはフィルムのディスクを用いてループ・サウンドを再生する楽器だったらしく、ってことは、サンプラーもしくはサンプリング・シンセサイザーの先駆的存在とされる60年代に発明されたメロトロンやチェンバリンよりも、さらに先駆的存在ってことになる。
Electronic Musical Instrumentの記述によれば、どうやら20-30年代には、オプティカル・サウンドフィルムを使ったサンプリング・キーボードが何個か作られていたようだが、あまりポピュラーなものとはならなかった、ということだろうか。
資料が少なくて分からないことが多いので、メモとして。
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