2023-12-28
メモ:多井学『大学教授こそこそ日記』
2023-12-24
2023-12-22
メモ:坂本龍一展@ICC
2023-12-19
2023-12-16
ChatGPT4を使う
Grammarlyの方が確かに専用ツールとして使いやすいけど、僕が使う程度なら、性能的にはChatGDP4で十分な気もする。解約しよう(解約しても残金返金とかないので、自動更新を止めよう)。
:Track Change GPTのご紹介 https://eibun-hikaku.net/topics/track_change_gpt.html
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中川 克志 - ChatGPT4にリンクを渡して「訳して」と伝えると、訳してくれなかったけど、以下の紹介文を作成してくれた。内容的には... | Facebook
2023-12-10
ネトフリで映画『ミナリ』(2020)
2023-12-03
メモ:松沢裕作『生きづらい明治社会』(岩波ジュニア新書、2018年)
語り口がとても平易で分かり易い。
景気変動する明治期社会において、小さな政府のもとで貧困階層や都市下層社会がどのような規制と倫理(あるいは「通俗道徳」)に絡み取られて生きていたか、を描いている(なので、当然、例えば明治期における近代洋楽受容の問題とか文学の話とかは、ない)。
話題の選別も含めて、とても良いジュニア新書。僕もこのように語りたい。
2023-12-01
メモ:梅田哲也「待ってここ好きなとこなんだ」@ワタリウム美術館
梅田哲也「待ってここ好きなとこなんだ」@ワタリウム美術館www.watarium.co.jp/jp/exhibition/202312/
メモ:柏野牧夫『空耳の科学』(ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス、2012年)
早稲田通勤行きの一時間強で点検読書。とはいえ、前に読んで新書とはずいぶん印象が違う(I am alive.: メモ:大黒達也『音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学』(朝日新書、2022年) )。文化的あるいは人文学的な事象に、変に踏み込んでいないからだと思う。
聴覚の生理学の現在(2012年)について高校生に語った講義録。数学的内容は飛ばしたけど、面白かった。高校生としてこの講義を受けたら刺激的だったろうなあ。
この内容を僕は自分の研究にどう活かせるだろうか。
2023-11-26
メモ:小林元喜『さよなら、野口健』(集英社インターナショナル、2022年)
野口健という人のことはあまり知らず、エベレストに登ったりするけど登山家として超絶技巧の持ち主では無いらしいとか、ネパールの10代の女の子と結婚しようとしていたとか、猫を空気銃で撃っていたとかそういうことがSNS上で言われていたことを知っていただけだった。読後、登山家としてすごいというよりも、登山するという行為を通じて色々な劇場型イベント(テレビ放送とか全国各地で講演活動するとか登頂ではなく清掃を目的とするエベレスト登山をするとか)を巻き起こすことがすごい人である、ということは本当らしい、と思った。だたし、後の二つはちゃんとした経緯と理由のあるエピソードだったので、SNSでは断片的に炎上しただけだというと思った。あと、政治家として出馬するかもしれないくらいのところまでいたけど、出馬はしていないということも知った。全体的にも、五カ国のルーツを持つ野口健という人がどういう少年時代を過ごして、アルピニストでは無いのに「山登りすること」を自分の人生のツール(?)に使うようになっていったかを丁寧に説明しているので、この本は、野口健の半世紀とその裏側(の暴露)みたいなものとして読める。人物ルポってやつである。
のだけど、時々、この小林という人が、どのように野口健に惹きつけられつつも反発し、野口健のマネージャーをやったり辞めたりを何度か繰り返したり、自分がうつ状態になって入院したり、といったことも書かれる。
野口健という人が登山という行為を(悪い言い方をすれば)ある種の売名行為のようなものとして利用しつつこの世の中で「何か」をするための原動力として利用している、という点は、おそらく唯一無二なのかもしれないので、人物ルポとしてこの本は面白い。だとすれば、時々入ってくるこの小林元喜さんのエピソードは邪魔でしか無い。だけど、この本の面白さは、この小林元喜さんがそのように自分のエピソードを入れる必要があったこと、そのことが感じられること、にある。
たぶん、野口健とこの小林元喜という二人の関係性は稀有なものというほどではなく、独立独歩で周囲を巻き込みつつ生きていく人とその周囲にいる人との間の相互依存関係、とでも言えるものだと思う。自分の夢を託すというほどでは無いにしても、エネルギー溢れる魅力的な人物と一緒に仕事することはそれなりに面白いし、エネルギー溢れる魅力的な人物は、やたら神経質でパワハラ気質だったりもすることはよくある。そんな時、エネルギー溢れる魅力的な人物の周囲にいる人は、病んでいく。みたいな。
そういう関係性は身の回りに結構たくさんあるし、そんな関係性に巻き込まれていても人はそれなりに自分の世界を確保してうまいこと生きていったり、あるいは、そこから離脱して別の場所を求めたりするものだと思うけど、小林元喜さんは、鬱とかで精神病院に入院したり、他の仕事に就いたりした後に、さらに、「野口健について丁寧に書く」ということをする必要があったらしい。そのこと自体がなんとも痛切だった。「あとがき」の最後で野口に感謝するくだりに感動。
2023-11-03
メモ:村上龍『イン ザ・ミソスープ』
娘が体調を崩し一日、家で過ごす。何かあったらすぐ動けるよう、気楽(?)に読めそうな本としてこれを読む。ブックオフで買って積読してあったらしい。たぶん未読。1996年の年末が舞台(キッズ・リターン公開の年)。あとがきによれば、連載中に神戸連続児童殺傷事件(1997年)があった。
2023-11-01
ジョン・ケージの絵本『Beautiful Noise: The Music of John Cage』
Amazon | Beautiful Noise: The Music of John Cage | Rogers, Lisa, Na, Il Sung | Music https://www.amazon.co.jp/-/en/Lisa-Rogers/dp/0593646622
2023-10-27
メモ:大黒達也『音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学』(朝日新書、2022年)
早稲田出勤時に、早稲田に着くまでに点検読書。1時間15分。共感覚と音楽療法への記述を利用すべし。
2023-10-21
メモ:Kindle Unlimitedで阮光民(ルアン・グアンミン)『用九商店』(沢井メグ訳)
そのうち購入する本のリストに入れていたら、Kindle Unlimitedに入っていた。ありがたく拝読。
これが台湾のリアルかどうかは分からないが、リアルじゃなくてファンタジーとして、とても良かった。コマ割りの妙も堪能した。
Uターンした田舎で、大規模ショッピングモールにもやられず、よろず屋さんやりながら地元の仲間と幸せに生きていけるなんて、ファンタジーとしか思えない。生計たつのかな? 車の維持費出るのかな? 田舎に生きていて飽きないのかな? 保険とか入ってるのかな? 子どもが大学に行きたくなったら通わせてあげられるのかな? Amazon使わないのかな? ネトフリ見ないのかな? 墓仕舞いしたくないのかな? 現実では心配事は尽きないものだが。
ーーーーー
沢井 メグ
漫画が伝える台湾のリアル : 台湾漫画『用九商店』を翻訳して感じたこと
2022.07.30
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g02164/
2023-10-20
メモ:片岡純也+岩竹理恵「やじろぐ枝」
会期 2023年7月6日[木]〜10月29日[日]
ストーンズの新譜は、早稲田非常勤の帰りに、横浜駅からみなとみらいに行く途中のギャラリーの片岡純也+岩竹理恵「やじろぐ枝」を見ながら、聞きました。
この人たちの作品は、ゆらありゆらりな様々な力学のふらつく様子が、とにかくステキ。
ただ、前に見た新高島駅のBankARTではなく、でかいビルの一階の、道端から眺めるショーウィンドウに飾られていたので、あまりゆっくり堪能する感じではなかったです。残念。
横浜に住み始めて十年以上経ったけど、みなとみらいのあの辺って、すごいお金が動いてそうな場所だったんですね。初めて歩いた。実際にお金が動いてるのかどうかは知らないけど。横浜って、東京のどこかの街くらいには都会なんだなあ、たぶん、と思いました。
ストーンズは、僕が言うことはとくになし。みなさんの感想とか大喜利待ちですね。今の10代とか20代が聞いたらどう思うのか、を知りたいところ。「おじいちゃんの音楽」ってことは、僕が浪曲の広沢虎造を聴いて「かっちょいい」と思ったみたいな感じになったりするのかな?2023-10-13
2023-10-06
メモ:ICCでのevala作品
先週金曜日、ICCでevalaさんの作品を体験。完璧な暗闇のなかで、完璧に構築された高音質な音響物をひたすら集中して聴取する経験。目を開けても閉じても何も見えない場所で、しかし、これほど高解像度の音を聞くと、目が見えなくても世界に関する情報は十分得ることができるのではないか、と勘違いしそうになった。
2023-09-21
メモ:Emeka Ogboh『6°30′33.372″N 3°22′0.66″E』
Emeka Ogbohの「6°30′33.372″N 3°22′0.66″E」をApple Musicで https://music.apple.com/jp/album/6-30-33-372-n-3-22-0-66-e/1632208199
2023-08-22
メモ:北雄介『街歩きと都市の様相』(京都大学学術出版会、2023年)
2023-08-12
メモ: 市川沙央『ハンチバック』
Amazon.co.jp: ハンチバック (文春e-book) 電子書籍: 市川 沙央: Kindleストア
強烈な短編小説だった。時折溢れ出る作者の攻撃的な心情が本当に素晴らしい。「攻撃的」と評して良いかどうかためらうところではあるが、自虐的ではない。
小説のなかで展開される虚構は、主人公である身体障害者(あるいは作者)が夢想する理想、幻想、あるいは悪夢なのかもしれず、現実と虚構の重ね合わせとズレは小説の醍醐味のひとつなので、もう少し明解あるいは重層的にはできなかったのかと思いもするが、他の重度障害者から色々な同意や反発を惹起するだろうと思えば、それはなかなか良いことなのかもしれない、と思ったり。
2023-08-02
メモ:エリオ・オイチシカ(Hélio Oiticica, 1937-1980)について
今回のICA22 (2023)のWed 3:30 pm – 4:30 pmに、知り合ったミゲル(MIGUEL DUARTE)が発表したパネルでは、3人ともHélio Oiticicaというアーティストについて発表していた。
2023-07-01
2023-06-30
2023-06-29
2023-06-28
2023-06-27
2023-06-26
2023-06-24
メモ:鈴木昭男"いっかいこっきりの「日向ぼっこの空間」”出版記念イベント
昭男さんは町の人に説明するところから始めて、東京から網野町に引っ越し、手伝ってくれる仲間や町の人の手助けも得ながら、レンガを造ってそれを山の上まで運んだわけで、たった一日だけ自分だけが音を聴くというただそのためだけの場所を、一年以上かけて作り、春分の日に一日中ただひたすら耳を澄ませたという。それが《日向ぼっこの空間》。なんか不思議なのだけど、《日向ぼっこの空間》は鈴木昭男以外の人もその場所で耳を澄ませるために作られたのではなく、あくまでも鈴木昭男だけが耳を澄ませるために作られたわけで、つまりはこの作品は、町の人や手伝ってくれる人などたくさんの味方を巻き込んで制作したものだからソーシャリー・エンゲージド・アートと言えるようなものなのだろうけど、参加型アートとかではない。
まあそんなアートの分類話みたいなことはどうでも良いのかもしれない。とにかくこの伝説的な作品の効果は絶大で、一言でいえば、この作品は〈音を聴くことは面白い〉というメッセージを発信し続けている。今日も僕は、《日向ぼっこの空間》について語るトークイベントに参加し、パフォーマンスも見て、〈音を聴くことはこんなに面白いのだな〉という意を新たにした。
いつも海外にいるイメージの恩田さんがいたり、打ち上げの席に少し参加させてもらったり、多くの方とお話できた。久しぶりに日付変わってから帰宅した。
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鈴木昭男"いっかいこっきりの「日向ぼっこの空間」”出版記念イベント
https://www.art-into-life.com/phone/news-detail/24
鈴木 昭男(サウンドパフォーマンス): 川崎 義博 (トーク)
日時 : 6月24日(土) 開場 18:00 開演 18:30 (当日は作品の販売を行います)
会場:下北沢アレイホール
料金:3,500円 (当日のみ)
主催/お問合せ : Art into Life / info@art-into-life.com
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一人で食べる吉野家のなんとうまいこと…!
2023-06-23
2023-06-22
2023-06-21
2023-06-20
2023-06-19
2023-06-18
2023-05-11
メモ:研究室でMBAにUSキーボードを接続し、Karabinerで修飾キーを設定するときについて。
付記(2023年5月17日)
久しぶりに接続したら、英語キーボードなのに日本語配列で入力された(Shift+2で「 @」にならない、など)。Karabinerを停止すると、英語版キーボードとして入力される。とはいえKarabinerを使わないわけにはいかない。
↓
Karabinerでちゃんと使用キーボードを英語キーボードであると明示的に設定すべし!!
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以下、ちょっとしたメモ。要するに、 Karabinerで設定するなら、OSデフォルトの機能で修飾キーを変更するのは辞めておいた方が良い、ということ
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研究室でMBAを使うとき、今は、かやこからもらったUSB接続のHHKBを使っているが、これはUSキーボード。
このままだと、日本語入力と英数入力の変換が面倒。デフォルトだと「Control+スペース」とな離、二つのキーを押さないといけないし、明示的に英数入力とかな入力を指定できないし、 Controlキーは commandキーとして使いたい。
なので、Karabinerを使って、◇が刻印されているキー(=commandキー)を「英数」キーと「かな」キーとして設定する。
Karabiner-Elements https://karabiner-elements.pqrs.org/
また、 Controlキーを commandキーに設定する。
*
このとき、一つ注意点がある。
Macのデフォルトの機能でも修飾キーの機能は色々と設定できる(「システム設定>キーボード>キーボードショートカット>修飾キー」)。Karabinerで設定する場合は、ここはいじらないほうが良い(=デフォルトにしておくのが良い)。
じゃないと、なんだか変なことになって、僕は今日、 1時間ほど、commandキーなしでタイピングする必要があって、とても面倒だった。
↓
どうやら何か違う。使用キーボードを明示して、キー交換を指定すれば良さそう。
たぶん。
2023-04-21
自分への励みと促しとして、2022年度の仕事と2023年度の予定(願望)の備忘録
(今年度から「年度」単位で書いていく。なので、今回だけ、紀要を二年度分メモしておく。)
書いたもの
2023年の業績
翻訳したもの
学会発表
その他の話したこと
1.ワークショップとレクチャー
2.トークイベント
3. JASPM34シンポジウム司会、実行委員長
4.フェリス女学院大学音楽学部 サウンドアート展「とけあうひびき」オープニング・トークイベント
2023-04-13
2023-04-11
トークの様子
3月18日に行った、【フェリス女学院大学音楽学部】サウンドアート展「とけあうひびき」@神奈川県民ホールのオープニングトークの模様です。扇風機には胸キュンするという話(9分ごろ)と、魔女の宅急便は最初の10分でクライマックスになるという話(1:10:15ごろ)をしたことは覚えています。この話はまた別のところでもすることでしょう。あと、展示作品とサウンド・アート全般についても話した。お時間のある方、どうぞご覧ください。瀬藤さんの見事な司会ぶりや難波さんのキュレイターとしての勘所みたいなお話も良かったです。
この背後でずっと鳴っているキュンキュンという音は、瀬藤康嗣+三浦秀彦《風が吹けば》の音です。この作品は、この展覧会の後はどうなるのかしら。
自分の姿は見慣れない。僕はトーク・イベントとかではこんな感じなんでしょうねえ。まだずっとマスクしていた時期なので、無精髭が大変なことになっていますが、今は少しマシになってます。もっと落ち着いて前だけ向いて話したら良いのに。
参考:トーク後の感想:I am alive.: メモ:とけあうひびき@神奈川県民ホール https://after34.blogspot.com/2023/03/blog-post.html
2023-03-29
お知らせ:展覧会「吉村 弘 風景の音 音の風景」(2023年4月29日より2023年9月3日まで、神奈川県立近代美術館鎌倉別館)
日本のKankyō Ongakuの先駆者として近年世界的に再評価されている吉村弘さんの回顧展が、2023年4月29日(土・祝)〜2023年9月3日(日)に神奈川県立近代美術館鎌倉館で開催されます。2005年に開催されたときより、たくさんの作品が見れるみたいで、楽しみです。会期中には何度かパフォーマンスも企画される予定とのこと。
会期も長めなので、みなさま、行きましょう。吉村弘は「Kankyō Ongakuの作曲家」ってだけではなく、もっと幅広い活動をしていた人だ、ってのがよく分かると思います。
*
中川はこの展覧会関連の本に吉村弘さんに関する小論を書いたのですが、そちらは展覧会期終了後に出版される見込みです。でも、その本とは別に展覧会図録も作られるとのことです。安心!
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メモ:William Hellermann: Three Weeks in Cincinnati in December
2023-03-27
2023年3月25日Percussion Sound/Shift vol.5@日の出町シャノアール
Percussion Sound/Shift Vol.5 | Facebook
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日ノ出町のシャノワールで、Percussion Sound/Shift vol.5。楽しかった。普段は練習パッドでひとりで遊ぶくらいなので、久しぶりに人前で人と一緒に音を出すのは楽しいなあ、と。色んな人と会えたのも嬉しかった。